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建築になんと56社が参画! 横浜ランドマークタワーの建設方法を知る

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稼働中のビルとしては日本一第二位を誇る「横浜ランドマークタワー」、1993年の開業時にはかなり話題になりました。現在でも横浜のシンボルとして親しまれていますが、建築関係者としては建築方法が気になるところ!今回は横浜ランドマークタワーの建設方法について見ていきましょう。

横浜ランドマークタワーとは

バブル崩壊後の1993年、みなとみらい21地区に民間プロジェクトの一環として建設されました。地上70階のビルで高さは296m、稼働中のビルとしては2014年に大阪のあべのハルカスが建設されるまではトップを誇っていました。しかし現在でも、ホテルや商業施設、オフィスに展望台となんでもござれ!200店舗以上が入居する国内トップクラスの規模を誇る複合施設です。また、一部は国の重要文化財に指定されているのはご存知ですか?実は横浜ランドマークタワーは、三菱重工の造船ドックの跡地を利用したもの。ドックヤードガーデンとして今でもその歴史を目の当たりにすることができる点が評価されています。

横浜ランドマークタワーの建設歴史

高さだけでなく質的にも日本一のビルを建てようと始まったこの計画、その施工は非常に大規模でした。事業費に至っては建物だけで約2700億円、建築だけでも大成建設を代表に26社、さらに設備工事各社を入れれば総勢56社が参画!商業性の大型プロジェクトの一環ということで、三菱地所も中心的な役割を果たしましたが誰もが手探りの状態からのスタートでありその苦労は想像を絶するものだったでしょう。工法にはS積層工法が採用されましたが、そのメリットは何といっても短期で安全!低層住宅と違い、外壁や構造体が完成したら上の階を作り始め、内装や設備工事は上を立てている間に同時進行で進めていきます。配管と床をユニット化するなどあらかじめある程度組み立てているので、スピーディーな建設が可能です。

横浜ランドマークタワーのこれから

タワー建設のためにさまざまな建設関係者が関わっていましたが、20年経った今でも彼らの誇りとなっています。
2013年には訪れた人が5億人を突破!高さでは1番の座を明け渡しはしましたが、横浜のシンボルとして人気はこれからも続くでしょう。みなとみらい21を訪れた際には訪れてみるのもいいかもしれませんね。

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