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大林組も取り組んでいる、ゼロエミッションの方法とは?

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ゼロエミッションとは

ざっくりいえば、廃棄物をゼロにする取り組みです。そもそもは1994年、国連大学で構想された取り組みであり、持続可能な開発を元に建築業界に限ったものではなく、経済活動をする全ての人や企業が対象。廃棄物処理の過程で排出されるCO2も減らし、廃棄物をまた再利用するため、食物連鎖のように循環するのが大きな特徴です。一企業内ではリサイクルしきれない廃棄物は他企業と連携するといった姿もみられます。意外な組み合わせとして、ビールを作る過程で出る廃棄物と、建築現場からでる廃材でビオトープを作ったなんて興味深い事例も。現在、いくつかのゼネコンなどはこの考えを取り入れつつあります。企業によってその取り組みはそれぞれですが、今後そういった考えが浸透していない企業や工務店は淘汰されてしまう可能性もあります。しっかり検討をしていきましょう。

ゼネコンの取り組み

建築業といえば廃棄物の多い業種ですが、廃棄物は分別しにくく、関わる業者も多いことから他の業種に比べゼロエミッションに取り組みにくいといわれていました。その中で、大手ゼネコンの大林組は業界で初めて取り入れた企業であり、1999年から本格的にゼロエミッションと向き合っています。責任者だけでなく、作業員一人一人が徹底するよう意識改革を行い、現場の分別もわかりやすく効率的に行える工夫をするなど現場全体での対応が成果を生んでいるのです。2002年に竣工した電通本社ビルもゼロエミッション現場だったんですよ。その建築現場における、3R活動の取り組みについてご紹介いたします。

・リデュース

プラスチック型枠を使うなど、使い捨てしないことで現場から排出される廃棄物を減らす取り組みです。

・リサイクル

廃棄物を徹底的に分別し製品化したり、別の物に応用したりと再利用しやすい環境を作ります。

・リユース

現場で発生した建設発生土や石を場内で有効活用するなど、廃棄物自体の量を減らす取り組みです。

建設リサイクル法が施行されてしばらく経ちましたが、リサイクル率は上がっており、ゼロエミッションを取り入れる企業も増えています。これからもこの傾向は強くなっていくでしょう。

建築業の未来

今後、環境に配慮していく動きはますます高まっていくことが予想されるので、知識などの拡充に取り組みましょう。また、環境への配慮は部材、資材から換えていくのも近道の1つといえます。まずは、部材・資材・工具については東和製作所にご相談ください。

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