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型枠大工なら必読!直交クランプと自在クランプの違いと使い方

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直交クランプ、自在クランプの違いや特徴や用途などを理解していますか?今回は型枠工事において、仮設足場材として活躍してくれるクランプに関する情報お届けします。

直交クランプ、自在クランプの違いや特徴

直交クランプ、自在クランプとは仮設足場材でおなじみの固定用の金物です。どちらも単管を固定するという機能を持っていますが、

  • ・直交クランプ:直角に固定する
  • ・自在クランプ:好きな角度で固定する

平たくいうと、上記の特性があり、現場に応じて使い分ける必要があります。他にも、強度や荷重についても違いがあり、直交クランプの強度は1,500kg以上で荷重500kgまでに対し、自在クランプの強度は1,000kg以上で荷重300kgまでとなっています。

また好きな角度で自在に決められる分、自在クランプだけで十分。直交クランプはいらないのでは?と思うかもしれません。
しかし、基本的に自在クランプを用いるケースとしては、直交クランプのみでは強度が物足りないため、筋交いをすることで足場を補強するというケースです。自在クランプのみで足場を作るというケースはないとは思いますが、自在に動く分、グラつきによって足場の強度と安定感が損なわれるのでやめておきましょう。

また、クランプそれぞれに言えることですが、管理には注意しましょう。爪の減りによって、ナットが締まりづらくなったり、締めすぎによって受座に力が加わり変形し、クランプが滑ってしまう恐れがありますので気をつけましょう。

各クランプの使い方や種類

建材によって形が変わるため、使用するクランプも異なります。その種類についてみていきましょう。

  • ・角角クランプ(直交、自在クランプあり)
  • :角パイプと角パイプなど角材同士を固定するためのクランプです。

  • ・角丸クランプ(直交、自在クランプあり)
  • :角パイプと単管など形の異なる素材を固定するためのクランプです。

  • ・3連クランプ(直交、自在クランプあり)
  • :3つ同時に単管をつなぐことができるクランプです。

  • ・垂木止めクランプ(直交、並行クランプあり)
  • :パイプではなく垂木を固定するためのクランプです。

  • ・ホールドクランプ
  • :締め付けるボルトの先端に、皿バネや固定座金など、接触面積が広い部品を配置しホールド力を高めているクランプです。

  • ・コ型クランプ
  • :鉄骨H鋼とパイプを固定するためのクランプで、ksコ型クランプが人気です。

  • ・シート用クランプ
  • :ブルーシートと単管を固定するためのクランプです。

それぞれに特徴があり、現場や建材に合わせて使用することで安全性を高めてリスクを回避することができます。

クランプやそのほかの資材も

クランプの選定、強度計算など安全対策をすることは大切です。さらに安全性を高めるために「クランプカバー」も忘れずに使いましょう。ボルト部分を覆うので、クランプのでっぱったところに身体をぶつけて痛い思いをしなくて済みますし、作業着が破けたりせずに済みます。また、同じ型のクランプでもそれぞれ質に差があり、見極めることも大切です。良質な型枠の資材、道具の相談や提供については東和製作所にお任せください。

クランプ関連商品

【商品名:KSコ型クランプ1型自在(垂直自在型)】

コ型部分で鉄骨を、パイプクランプ部分で単管を掴み、ボルト、ナットを締めて固定する。

【商品名:KSコ型クランプ5B型】

コ型部分で鉄骨をつかみ、アイボルト部にガイドロープを通して使用する。

【商品名:KSコ型クランプ2型自在(水平自在型)】

コ型部分で鉄骨を、パイプクランプ部分で単管を掴み、ボルト、ナットを締めて固定する。

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