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パイプクランプで対策するのが良い?ナット抜け、緩みの原因と対策

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工事にはつきものの「ナット」や「ねじ」を適切に締めたはずなのに緩みがでてしまうことがありますよね。落下、崩落など事故につながることもあり大変危険です。では、このナットやねじが緩んでしまう原因はなんなのでしょうか?今回はその原因や対策について紹介していきます。

ナットやネジが緩むワケ

しっかり締めたはずの「ナット」や「ねじ」が緩むのは自然現象によるもの。ねじの誕生から2000年余り、人類はこの緩みと戦い続けてきました。実はナットやねじというのは、物理的に締めるよりも緩ませる方が簡単であり、永久に締まったままとはいきません。

そのため、定期的な点検などの対策が必要となるのです。「ならば緩まないように固定してしまえばいい」という声が聞こえてきそうですが、溶接やボンドで半永久的に固定してしまうと、今度は整備ができなくなってしまうため現実的ではありません。

ナットの回転と緩み対策

緩む理由として挙げられるのは、大きく分けて2つあります。

・ナットが回転しないで生まれる緩み

陥没やへたりなど、ナットの回転以外に緩む原因がある。
また、温度変化や環境の変化によって、ナットなどの資材が膨張・収縮をしてサイズが変化してしまうことも。

・ナットが回転して生まれる緩み

振動や衝撃、軸直角変位など原因となる作用があり、ナット自体に回転が起こり緩ませる。
上下、軸方向に負荷がかかり続けると、これもナットの緩む原因となります。
ナットが回転しない場合は、ヘタってしまった分を時間を置いて増し締めをしたり、陥没を防ぐための座金(ワッシャー)を使用するというのも効果的です。
ナットが回転して生まれる緩みに関しては、ネジサイズをアップする、ダブルナットなどで固定を強化するといった解決策が考えられます。

この2つはさらに細分化され原因ごとに対策が異なるため、まずはなぜその箇所がなぜ緩んでいるのかを突き止めることが大切です。

緩まない資材を使うという選択

締め直しなどの定期的な点検をすることはもちろん大切ですが、資材を見直すという対策も現実的です。緩まないネジもすでに実現化しており、NASAのテストに合格したスゴイヤツもあるんです!大勢の人が行き交うエレベーターやエスカレーター、点検するのが大変な鉄塔や高速道路でも採用されています。

建築も土木も失敗が許されない現場だからこそ、資材や材料にはこだわりたいものです。型枠工事も同様。安全性を高める資材をお探しでしたら、ナット抜け対策が施されているKSパイプクランプがオススメ。相談や提供は東和製作所にお任せください。

クランプ関連商品

【商品名:KSコ型クランプ1型自在(垂直自在型)】

コ型部分で鉄骨を、パイプクランプ部分で単管を掴み、ボルト、ナットを締めて固定する。

【商品名:KSコ型クランプ5B型】

コ型部分で鉄骨をつかみ、アイボルト部にガイドロープを通して使用する。

【商品名:KSコ型クランプ2型自在(水平自在型)】

コ型部分で鉄骨を、パイプクランプ部分で単管を掴み、ボルト、ナットを締めて固定する。

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