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型枠に欠かせないセパレーターの用途、種類どのくらい知ってる?

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型枠工事には欠かせない道具といえば「セパレーター」ではありませんか?型枠に携わる方ならよくご存知だとは思いますが、普段よく使うものだからこそ、その用途や種類、他にも見落としていることがあるかもしれません。セパレーターの基本について、今一度確認していきましょう。

セパレーターについておさらいしよう

まずは基本の基本、セパレーターとは何かについてみていきましょう。簡潔にいえば、向かい合った型枠同士の距離を保つ役割をしている金具です。セパレーターがなければ、外に行こうとする、コンクリートの圧力で型枠がずれてしまいます。

気になる強度ですが、2分5厘のセパレーターであれば1,400kgf~2,000kgfといわれています。2分5厘とは、太さを指し、太くなれば当然強度も上がりますが、現場に合わせて太さ・形状・長さを選ぶことが大切です。

例えば、土木工事なら普通の建築工事よりも、資材の強度を要するので、2分5厘よりも強度のある、2100kgfの引張許容強度を備えた「3分」のセパレーターを用いる、などと考えていくのが良いでしょう。また、耐久性について聞かれることもありますが、コンクリートが固まってしまうと取り出すことは困難なので、基本的には消耗品という扱いになります。

セパレーターの種類どんなものがある?

セパレーターの形状や種類についていくつかご紹介していきましょう。

  • ・H(エイチ・座金)
  • :基礎や地中梁によく使われるタイプで、長さは2分5厘と3分の2つがあります。

  • ・B (Bセパ・丸セパ)
  • :打設後は大きめの穴が残るため、モルタル詰めが必要。長さは2分5厘と3分の2つがあります。

  • ・曲げセパ(まげセパ)
  • :勾配のある型枠のために曲がっているセパレーターも存在します。

  • ・スタッドセパレーター(スタッドセパ)
  • :溶接の可能性がある現場で使用するタイプです。

実は全部で十数種類あり、形状や現場の用途に合わせて選ぶ必要があります。単独で使うだけでなく、ジョイントで組み合わせて使うことも可能です。どれも使い方は、コンパネに穴を開けて差し込み、フォームタイと端太材で固定したら完了、と至ってシンプルなもの。ですが、穴の経やたわみ、圧の計算など事前準備はかなり気を使う必要がありますね。

型枠資材使うなら、基本を大切に

日々進化する工法を学ぶことは大切ですが、型枠の基本だからこそ、道具について今一度しっかりおさえておきたいですね。セパレーターは単品ではなく付属品も重要な役割を担っていますので、いずれご紹介していきたいと思います。型枠セパレーターや、そのほかの型枠資材の提供、ご相談については東和製作所にお任せください。

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