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建設業のIT化 i-Constructionで工事がどう変わる?

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国土交通省も推進する建設業のIT化の一環として、2016年から始まった「i-Construction(アイ・コンストラクション)」という取り組みについて先日ちらりとご紹介しました。引き続き、今回はどのような取り組みなのか、詳しくお伝えしていきたいと思います。

i-Constructionの目的とは

ずばり、建設現場における生産性の向上です。具体的に50%アップさせるという目標値も設定されていますが、具体的にどのような取り組みなのでしょうか?
まずその取り組みの3つの柱は、

  1. 土木の測量・設計・施工・検査分野についてICT技術を活用する
  2. プレハブ化やプレキャスト化などコンクリート工の標準規格を作成する
  3. 年度末など集中する時期を作らないために工事の平準化を進める

というもの。つまり、これまでマンパワーに頼っていたものをICT技術に置き換え、個々で取り組んできたことを業界全体で基準を作り、無駄を省くという取り組みです。これにより、個人ごとの生産性をアップさせ経営環境を改善し、建設に関わる方すべての賃金水準や待遇の向上を目指します。

「汚い・きつい・危険」の3Kから「給与が高く・休暇が取れ・希望が持てる」新しい3Kへと転向させることで人員の確保も容易になると期待されています。

i-Constructionを導入するメリット

測量、施工計画、施工、検査という基本の流れは変わりませんが、各工程にICT技術やICT建機を導入することで工期を大幅に短縮することができます。i-Constructionを実現するために国土交通省は新たに「15の新基準と積算基準」を設けました。

例えば、「UAVを用いた公共測量マニュアル」では、ドローンを公共測量に使用するための安全基準や精度を保つのための作業手順や基準についてマニュアルを統一しています。3億円以上の土木工事にはICT活用を標準化するという方針が決まっていますが、マニュアル化されればスムーズに導入することができるでしょう。

参考:国土交通省のi-Constructionのマニュアル

建設とIT化、基準のi-Construction

建設業界のIT化が進みますが、i-Constructionはその基準となるもの。これまでそれぞれの現場で試行錯誤されていたものに、明確なマニュアルが出来ればこれほど便利なことはないでしょう。これからの時代は資材・道具はもちろんITをうまく用いて効率的な建設を行いましょう。型枠に関する資材、道具の提供については東和製作所におまかせください。

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