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厚生労働省からの認定も受けられる、型枠施工技能士について

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型枠施工技能士とは

建築界にはたくさんの資格がありますが、型枠大工を極めるなら取っておきたい「型枠施工技能士」をご存知ですか?型枠の組み立てに必要な組織図の作成や、型枠自体を組み立てる技術力を証明する資格です。確かに、型枠大工の技術力によって建物の仕上がりが左右されるといっても過言ではないため、一定の目安は欲しいところですね。型枠施工技能士は国家資格であり信頼度は高く、取得しないと型枠施工技能士を名乗ることはできません。一級・二級とありますが、型枠大工として独立を考えている場合は、一級を取っておくといいでしょう。

試験の難易度や試験内容は?

まずは二級から。受験資格は実務経験が2年以上ですが、学歴によってはこの条件が免除になります。短大や高校専攻科卒業でも免除など、免除枠は意外と広いので確認してみるのもおすすめです。試験内容は、施工法や製図などの学科をペーパーテストで行うのと、図の制作から解体までの実技試験の2つで構成されています。2つともに合格したら各都道府県知事名の合格証書が交付され、晴れて「二級型枠施工技能士」と名乗ることができるのです。次に一級。こちらは7年以上もしくは二級取ってから2年以上の実務経験が受験条件とされています。しかし、長期養成課程の指導員訓練を修了していればすぐにでも受験できるなど、こちらも二級と同じく学歴によって免除があります。試験内容は施工法や材料などの学科に加え、合板パネル上に基礎型枠の下ごしらえと組み立てから解体積算まで行う実技の2つに合格して初めて合格となります。試験内容はもちろんですが、「一級型枠施工技能士」は厚生労働省の大臣名で合格書が交付される点は二級との大きな違いです。

型枠施工技能士の試験対策

どの試験でもいえることですが学科試験は過去問を繰り返し、傾向を掴むことが大切です。また、実技については時折、講習会などが開かれているので参加し、傾向と対策のポイントを教えてもらうといいでしょう。資格の取得とは、自分の品質をわかりやすい形で提示できるということです。もちろん、できることや任せられることのレベルも上がってくるでしょう。早いうちに資格を取得することは、可能性を広げることに直結します。試験は年2回だけ。まずは、二級からチャレンジして自分の型枠工としての力、試してみませんか?

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