あなたは知ってる？「建築施工管理技士」ってどんな仕事？年収は？

2017/10/01

大工の豆知識

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型枠工や鉄筋組み立て工などの工事・建築に携わる上でご自身のキャリアやこれからを考えることもあるでしょう。建築業界だけでも選択肢は多いですが、「建築施工管理技士」について知っていますか？今回は、その建築施工管理技士について紹介してきます。

建築施工管理技士とは

建築施工管理技士とは、建築現場の指導的な役割を担う専門家。施工のプランを作成し、現場が計画通りに施工が行われているかをチェックするのが仕事です。建築現場のディレクターといった立場で、主任技術者や監理技術者へのステップアップにも役立つ資格です。

建設業法に基づく国家資格で、1級建築施工管理技士と2級建築施工管理技士の2つがありますが、どちらも難易度はとしては、決して低くはありません。資格を取得した方の平均年収は300～６00万円程度といわれていますが、こちらはやはり現場や個人の能力によって左右されるようです。

建築施工管理技士のやりがいや勉強法

建築施工管理技士は現場監督のような管理職的な役割を担うため、向き不向きはあるでしょう。計画に沿って進めるだけでなく、臨機応変な対応ができなければなりません。責任は重いですが建築に欠かせない役割であり、やり遂げた時の達成感は何ものにも代え難く、このために続けている方も多いようです。

細かい点に気がつく特性を活かし、女性のキャリアアップとしても注目されていますが、まずは試験に合格しなければなりません。
ですが、建築施工管理技士試験の勉強法は1人で孤独に行うだけではありません。独学のほかに、通信教材を利用したり、講習会に参加するといった方法があります。独学と講習会などをうまく組み合わせるといった勉強法もおすすめです。

試験といえば暗記中心と思われるかもしれませんが、実施試験は記述式の問題なので意味まで理解するよう心がけましょう。

１級、２級のそれぞれ試験の中で重点を置いているもの

「１級」

・施工計画
・工程管理
・品質管理
・安全管理

など主に、管理者としての側面が重点に置かれています。

「２級」

・建築
・躯体
・仕上げ

試験については上記があげられますが、１級同様に現場ではマネジメント力を要します。

大工のキャリアも

建築業界も新しい工法やIT化など目まぐるしく変わり、これまで通り目の前のことに一生懸命に取り組めばいいという訳にはいかないようです。
長く建築業界に携わるならキャリアについて考えることも大事ですが、良い仕事をするには知識だけでなく道具・資材の選び方もとても大事です。建築、型枠工事、現場に必要なものについては東和製作所が迅速、丁寧に対応しますので気軽にお問い合わせください。