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鉄筋コンクリートの基礎はご存知?奥深い、その世界について

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鉄筋コンクリートの歴史

建物の構造は多彩ですが、今回は中でも型枠工事にも大事な鉄筋コンクリートについて掘り下げていきましょう。

遡ること、古代ローマでは「ローマン・コンクリート」と呼ばれ、歴史的建造物の「パンテオン」の建築素材としても使われていました。しかし当時、鉄筋は入っておらず本格的な鉄筋コンクリートの技法が開発されたのは、19世紀のフランスでのこと。

鉄筋を配し、強度を高めるという技法は画期的なものでしたが、さらに発展させたのは、なんと庭師のジョゼフ・モエニ!金網とコンクリートを合わせる技術を編み出したきっかけは、植木鉢の強度を高めたいというプロ魂です。

20世紀に入るとオーギュスト・ペレが、鉄筋コンクリートの自由度があり安定した高い強度を保てる点に着目。石造りやレンガ造りでは実現しなかった大開口や大空間の建築物を次々と建築していきました。

「ランシーの教会堂」もその一つで、鉄筋コンクリートを用いて再建した都市「ルアーヴル」は世界遺産にも認定されました。これは、ペレの高い意匠と鉄筋コンクリートの特性が上手いことマッチングした結果といえるでしょう。

鉄筋と鉄骨の違い

鉄筋や鉄骨ってよく耳にするかと思いますが、その違いって理解していますか?以外と奥が深いんです。

まず、鉄骨から。鉄骨造は鉄製や鋼製の資材を用いた建築構造ですが、現在は鋼材を利用するのが主流になっています。木造の柱を鉄の柱にしたと考えるとイメージしやすいですね。建築コストの低さも魅力の一つで、とりわけ2~3階建てのアパートを建築するのに用いられることが多いですね。

そして型枠でもおなじみの鉄筋は、鉄骨のように一本ではなく何本もの鉄の棒で型を作り、そこにコンクリートを流し込んで床や壁を作る建築構造です。鉄筋コンクリートは防音性に優れており、分譲マンションや高層住宅の主流です。災害に強いのはもちろん、組み方次第で自由な間取り・建築が可能な点も大きな魅力。適材適所、それぞれの特性が活かされているんですね。

技術を引き出すには

評価の高い鉄筋コンクリートですが、建築物を建てる上で大事なのは型枠大工の腕。日本の型枠大工は、海外でも高い評価を受けていますが、その高い技術力があってもいい資材や道具がないと始まりません。

そして、その高い技術力を活かせる道具や資材は東和製作所にあります。ぜひ、一度ご覧ください。

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