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工事現場のコスト削減は原価管理にあり!工事原価管理の重要性
鉄鋼の価格高騰や人材不足など色々と課題のある建設・土木業界。どれもお金に関わる問題といえます。これを解決していくには、コスト削減や工期短縮という取り組みを各工務店、ゼネコンなど業界全体で考えねばなりません。今回は現場におけるコスト削減に繋がる原価管理について紹介します。
原価管理とは?
月ごとの原価を集計する「経理」と「原価管理」は異なる存在です。原価管理とは、工事の進捗状況と実行予算を現場の担当者が毎日確認し管理する、”現場の仕事”なのです。建築は予算をしっかりと立ててから始めますが、現場の状況に大きく左右され、いつの間にか赤字になっているなんてこともあるそうです。利益を確実に確保することは健全な経営だけでなく、現場で働く職人たちの生活にも直結する問題です。
確かに他の業種と異なり、天候や突発的なトラブルも起きやすいため、予定どおりに進めるのは難しいかもしれません。
また、原価管理等の知識や経験に偏りが出ることによって入札不調が頻発してしまうともいわれています。そのため、徐々に原価管理システムを取り入れる企業も増えてきており、業界全体の意識改革が始まっています。
原価管理の重要性
課題の解決、工事コスト削減のために原価管理の重要性について学んでいきましょう。
- ・原価管理の重要性
- ・原価管理の心得
原価管理の一番のメリットは利益が目減りしないという点にあります。「無駄」を把握し修正することで「効率的」に作業ができるようになり、結果として作業もスムーズになるのです。
原価を正しく把握できるため、適正な価格設定ができ、企業として長期的な成長が見込めるようになるでしょう。
工事現場の原価管理を行うには、目標利益や実行予算・実施工程の設定など下準備が必要です。項目ごとに予算を立て、細かく計算していきます。
また、数字とにらめっこしていればいいというものでもなく、職人や作業員たちとの意思の疎通や共通認識がなければ成し遂げることはできないでしょう。
コストマネジメントを始めませんか?
工事現場のコスト削減や環境改善のため、より良い工事を行うためにも原価管理について知っておきましょう。現場のコスト削減、工期短縮には資材の質や使い勝手も大切なポイントです。型枠工事に関する資材、道具は東和製作所にお任せください。
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