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耐久性が一番の長所といえる型枠、FRP型枠ってどんなもの?

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曲面の滑らかさや取り外しがスムーズと、便利なFRP型枠。これ以外にもご紹介したいメリットがたくさんあるので、今回はFRP型枠について解説していきます。

FRP型枠とは

日本語では繊維強化プラスチックと訳されるFRPとは、Fiber Reinforced Plasticsの略。実は建設業界だけでなく、公園の遊具やユニットバスなどに使われるだけでなく、発泡スチロールと並んで意外と身近な存在です。プラスチックにガラス繊維などを配合することで、レーシングカーの部品にも使用されるほどの軽さと強度を実現しています。また、金属不使用なので腐食しにくく、汚れもつきにくいというメリットも!さらに、補修がしやすいと多くのメリットがありますが、デメリットはないのでしょうか?実は、大量生産が難しいため生産コストが高めであり(ただし、転用が可能なのでランニングコストは抑えられる)、素材の分離が難しく環境に優しくないというデメリットが…。メリット・デメリットはありますが、使える素材であることは間違いありません。それを利用したFRP型枠とは、木製型枠の表面をFRPでコーティングしたもの。建築物の曲面を滑らかに仕上げ、型枠の脱型もスムーズなだけでなく、木枠よりも強度がある点も大きなメリットですね。

実際のFRP型枠使用例

大規模な施工例を挙げるなら、九州自動車道の向佐野橋の床版取替え工事でしょうか。鋼材を使った鋼製型枠に比べ非常に軽く人力での搬送や施工も簡単と、施工性もいいため長時間通行止めができない現場との相性もよく、橋への負担も大幅に軽減できるなどのメリットが!また、少しの剥離も大事故につながるのが悩みのタネでしたが、FRP製の埋設型枠を使用することで脱枠工程が不要となり、剥落防止効果も高まっています。そのほかにも羽田空港A滑走路の平行誘導路橋梁築造工事などでも活躍していますが、塩害に強いという特徴を活かした活躍も。FRP永久型枠工法が代表的な工法ですが、特殊付着繊維シートにFRP材を吹き付けたパネル状ものを埋没型枠方式で使用するもので見た目にも美しく、桟橋など沿岸の建築物の補修にも重宝しています。

FRP型枠もFRP永久型枠も

素早く施工でき、建築物への負担も少ないFRP型枠。これからの現場にも活かせることがあるでしょう。もし、もっとFRP型枠について知りたい、この場合はどんな型枠が適しているのかなど型枠に関することや、道具、資材に関することは東和製作所にご相談ください。

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