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生コン打設に欠かせない「タンピング」とは?

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生コン打設の施工ポイントの一つ「タンピング」

コンクリートの打設作業に欠かせない工程の一つに「タンピング」が挙げられます。タンピングとは、コンクリートを打設したあとに、タンパーという道具を使って繰り返しコンクリートの表面を叩いて締固めることをいいます。

コンクリートを打設すると、余計な水分が表面に上がってきます。これをブリーディング現象といいますが、放置するとひび割れ(クラッキング)が生じたりしてしまいます。タンピングを行うことで不要な水分や空気が取り除かれ、コンクリートが理想的な状態で硬化するのを助ける効果が期待できます。

タンピングの施工方法

タンパーを使って表面を繰り返し叩いていくことで、コンクリート内部にある小さな隙間が閉塞し、コンクリートの水密性が高まるため、ひび割れを最小限に抑えることができます。根気強い作業が求められるといえるでしょう。

タンピングは、とくにコンクリートに高い防水性が求められる道路舗装や屋根スラブのコンクリートを締固めするのに有効です。タンパーの代わりに定規トンボが使われるケースもあります。

なお、タンピングは1度ではなく、2度以上行うのが理想的です。コンクリートを打設したあとすぐに行い、30分から1時間ほどしてコンクリートの沈下が落ち着き、完全に硬化するまでのあいだに2度目を行うとよいでしょう。

現場に合わせて最適な資材と施工法をご提案

タンピングは、コンクリート造の建築物の強度を高める重要な作業です。安全に、工期通りに施工を成し遂げるためには、こうした建築・土木の基礎に則った地道で正確な作業が欠かせません。東和製作所では、昭和32年の創業以来、最適な資材のご提供だけでなく、さまざまな現場に関与してきた実績から、ケースごとに最適な施工法のご提案もさせていただいております。工具や資材、施工に関することなど、コンクリート工事に関することなら、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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