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滑らかな曲面型枠 R型枠について知っておこう

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近代的で芸術的な仕上がりを容易にするR型枠。これまで難しかった設計図も、R型枠を使えば現実味を帯びてきています。依頼主の複雑な要望も、思い通りに再現できるその曲面的な型枠は、どのように用いられているのでしょうか。今回はR型枠についてお伝えします。

R(アール)型枠

R型枠の由来は、円の半径を示すradius(ラディウス)の頭文字、「r」です。今や、円柱や建物の外壁など曲線を用いた建築には欠かせない存在で、BIMとも相性がいいことで知られています。

パネル型枠の一種ですが、複雑な曲線はBIMや3DCADで設計し、木材などを用いて職人の手で作り出すというのが一般的な工程です。

設計も大切ですが、実は、実際にプレスなどの曲面加工をして形にする職人や型枠大工の技術力が伴わなければ設計通りにはいきません。ハイテクとアナログがうまく調和してこそ、現代の建築が成り立つといえるのかもしれませんね。

R型枠の施工事例

大半の建物は直線を基調としていますが、建築の多様化によって特別な建物だけでなく、学校や病院などでも曲線を使った芸術的な建物の需要が高まっています。ギャラリーを兼ねたドーナツ型の個人宅で窓も楕円形といった、これまでではなし得なかったような奇抜なデザインも、R型枠があったからこそ施工が可能になりました。

また、橋げたの曲線部分や防波堤など正確さが要求される場所に使われており、普段目にする機会は少ないけれど、私たちの生活に欠かせない場所も支えているんですよ。

大物ばかりではなく、円形の露天風呂のためのR型枠など要望に合わせてオーダーメイドの型枠を作る例もみられます。アイディアを形にしたい芸術系から、臨機応変かつ寸法通りの施工が必須の土木現場まで活躍の場は広範囲に渡ります。

曲面型枠の施工なら

どんなに設計のアイディアが優れていても、それを形にする技術がなければ実現しません。R型枠は、型枠の腕が問われる施工技術でもあるので、自身の腕を磨くためにもしっかり学んでいきましょう。

専門業者もあり、外注も容易ですが、前提知識が全くなければ失敗などのリスクも大きくなるため、ある程度の知識は必須です。その上で、一般的な型枠工事やR型枠のための資材や道具に対する疑問・質問に関しては、東和製作所にお任せください。

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