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東京オリンピックの影響は?ゼネコンの動きと建設業界の未来

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現在のゼネコンの利益と見通し

建築業界の方ならずともよくご存知かもしれませんが、現在、ゼネコン業界はかなり活気づいています。実は、大成建設や大林組などスーパーゼネコンのほとんどは2010年を底に、過去最高ともいえるほどの純利益をだしているスーパーうなぎ登り状態なんです。純利益だけでなく、社員の年収増収額も!100万アップも稀ではないほど。羨ましい限りですが、トップを記録したのは新潟最大のゼネコンである福田組でした。3年で300万以上と聞くから驚きです。大手だけでなく、中堅ゼネコンも増収しています。カツカツだった建設業界に福音をもたらしたのは、2011年からの東日本大震災にまつわる復興事業、2013年に決まった東京オリンピック関連の開発プロジェクトへの着手が大きいですね。加えて、アベノミクスの目玉でもある公共事業への投資復活で建築業界が潤うための材料はこれでもかという状態。さらに2020年までのインフラ整備、どちらを向いても建設需要は高まってきています。

今後の不安材料

もちろん、何の不安もないわけではありません。好景気に沸く一方で、労働力の確保問題や資材の高騰問題が猛威を奮っています。少子化に加え、体力的にきつく、汚れる仕事ですし、常に危険と隣合わせなため、働き手不足が深刻化している建築業界。人手を確保するには賃金アップが必要です。結果、それが労務単価の高騰を招き、資材も需要があるので売り手市場になり高騰しています。以前から復旧・復興のため東北では高騰傾向にありましたが、東京オリンピック建設景気の波が来たことで徐々に関東まで広がりをみせているのが現状です。予算が高騰し過ぎて、各地ではなかなか入札が決まらず入札不調になる事業や、建築費用がかさみすぎ建築中止に追い込まれるなんて物件も。急激な需要の増加は建築業界の利益を薄くするリスクも持ち合わせています。

今後の動きと改善

1964年の東京オリンピック開催後は徐々に景気が衰退していきました。二の鉄を踏まないよう2020年に備えて対策を講じていくのがよいでしょう。現に、大成建設社長は資材調達に関しては「IT」を駆使して国内外の価格動向や納期を把握できるシステムを構築しています。建築資材、道具についてすでにITを駆使して調達する時代に突入しているのです。気になることがありましたら、資材・道具の提供に定評がある、我々、東和製作所までお気軽にご相談ください。

出典http://toyokeizai.net/articles/-/25388    http://toyokeizai.net/articles/-/128660

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