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日本が誇る世界の名建築 梅田スカイビルの建築方法とは

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梅田スカイビルとは

1993年に日本の建築家「原広司」が設計した梅田スカイビルは、大阪駅のほど近く新梅田シティにあります。大阪を訪れた方なら1度は目にしているのではないでしょうか?2つの超高層ビルが連結されている変わったデザインであり、なんとなく変身ロボットに近いようなユニークな姿が印象的です。実は、イギリスの有名雑誌「タイムズ」で、パルテノン神殿など人類がこれまでに手掛けた世界の建築物TOP20に挙げられるほど世界的な評価を受けています。連結部分はビルの最頂部の39~40階の連結部分であり面積は3000㎡!空中庭園として有料ですが開放されており、地上173mから大阪の街を一望することができる観光スポットとして賑わっています。

リフトアップ工法とは

さて、建築業界の方なら空中庭園がどのように建設されたか気になるところでしょう。使用したのは「リフトアップ工法」、スカイツリーのアンテナ用鉄塔を乗せるのにもこの方法が使われました。特徴は、建物の一部または、全体の工事を地上部など安全性の高い作業環境で行ってから、リフトアップ装置で所定の高さまでセットして完成させるという点。ドームなど複雑な構造の屋根にも効果的で、ナゴヤドームの屋根はリフトアップ工法によってなんと2日で設置されたというから驚きです!リフトアップ工法の要は作ってから乗せるという工程で、その細部は現場によって異なります。リフトアップ工法のメリットは

  • 高所で作業しないので、安全性が高まる。
  • 安定した場所で作業に専念できるため施工精度が向上する
  • 高所で作業するための足場は不要なので工期短縮につながる
  • リフトアップの際に設備機器なども同時にリフトアップできる

です。特に、高所での作業を最小限に留められることで、安全の確保や工期短縮できるのは現在の人手不足を乗り越えるためにも嬉しいポイントですね。

リフトアップ工法をご検討なら

梅田スカイビルの空中庭園のような空間構造物を伴う建築で有効なリフトアップ工法。コンピューターで制御しながらジャッキアップで行う場合も多いですが、現場に合わせた工法にカスタマイズしていくことが成功のカギです。
型枠資材の購入や仕入れについては東和製作所にお任せください。

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