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支保工をする上で重要な事とは。あなたはちゃんと知っていますか?
支保工について
みなさん、型枠大工の腕の見せどころの一つ、支保工の定義や役割って正確にご存知だったりしますか?いかんせん忙しくて業者に任せっきりなんて方、気持ちはわかりますが、知らないままにしておくとマズいかもしれません!
労働安全衛生法では、「支柱、梁、つなぎ、筋かいなどの部材で構成され、建設物のスラブ、けたなどのコンクリートの打設に用いる型枠を支える為の仮設のもの」と定義されている支保工。要は、コンクリートを流し込んだ際に型枠が膨らまないよう、支える部分を指すのですが、知らない人が見れば足場と見分けがつかないなんてことも。
支保工には、金属管やシステム型枠などいくつかの種類がありますが、それらは、コンクリート打設における荷重にしっかりと耐えられるものでないといけません。少しでも不備があるとスラブ崩壊など大事故につながりかねませんので要注意。そうならないためにも、しっかりと支保工計算し、正しい構造計画と資材の利用を怠らないようにしましょう。
支保工における安全の留意点や注意点
支保工に関して、重要なことはなんといっても安全面です。スラブの周りでは大勢の職人さん達が仕事をしているため、少しのミスでも大事故へとつながってしまいます。労働安全衛生規則では「作業区域は関係者以外は立入禁止」といった基本的なことから、材料の規格についてと、定められている事柄はさまざま。必要事項はおさえておきましょう。
また、崩落まで至らなくても湾曲がひどいスラブになるなんてことも。それを未然に防ぐには、支保工の構造計算を怠らないことも大切です。もちろん計算するだけでなく、計算結果をしっかりと計画書などに書き、型枠大工さんにも確認してもらいましょう。
その際には、利用している材料についてや、部材のピッチ、さらに、詳細な部分の納まりに不備はないか、滑動防止措置はどういったものを使用しているかにも着目・点検し、明記することが重要です。
支保工は技術に加え、材料の安全性も重要
支保工では、コンクリートを支えるベニア板も大事ですし、それをさらに支える、サン木やパイプサポートも大事です。支保工における、資材の重要性は言わずもがな!型枠大工の皆さんはこの重要性をよく理解しているはずですが、現場監督さんはつい任せがちになっていたりしませんか?
知らないでは済まされない支保工の世界。東和製作所では、そういった資材の悩みの解消や、工事の作業を円滑に進めるためのお手伝いをさせていただきます。資材の提供スピードには自信がありますので、お急ぎの際にも私共にお申し付けください。
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