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支保工の安全基準と検討、基本を理解できていますか?

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建築の基本である支保工の安全確認や基本、しっかりとおさえられていますか?うろ覚えでは、危険を招くこともあるでしょう。少しでも支保工に怠慢があれば、それがたちまち大事故に繋がってしまうのです。そうならないよう、今一度、復習しておきましょう。

型枠支保工の検討手順

まずは、型枠支保工の検討手順についてみていきましょう。

  1. 強度計算
  2. :土木・橋梁・建築などの分類ごとに荷重の算出を行う。

  3. せき版の検討
  4. :合板やコンパネが一般的ですが、強度が足りない場合はメタルフォームを使用することを検討しましょう。

  5. 根太材の検討
  6. :角パイプや単管パイプなどの選択肢があり、等分布荷重の算定を行います。

  7. 大引き材の検討
  8. :型枠のバタ材として使う大引き材の選択肢として、100角パイプや端角がある。

  9. 支保工の検討
  10. :強度計算や許容荷重、最大枠間隔などを検討する。

  11. 水平力の検討
  12. :労働安全衛生規則第240条第3項に沿って行う。

ざっくりと分けましたが、各項目で規定の値や計算式を使って許容値以下に導き出すため、慣れるまでは時間が掛かるかもしれませんね。
ですが、流れをちゃんと把握し、迅速且つ丁寧な支保工を検討していくようにしましょう。

安全基準と注意

型枠は床スラブだけでなく、下から支える必要のある天井スラブなど、より注意深く検討しなければならない場所もあります。支保工の材料については、素材やサイズ、引張強さや伸びなど細かい規定があるので、正しく導き出しましょう。

検討の後も材料に損傷や変形、腐食などがないかを点検し、コンクリートを安全に支えられる環境であることを確認することが大切です。素材も木材、強度を考えて鋼材を検討していくかと思いますが、主要部に用いる際、そこでも強度を確認しておきましょう。

また、図面上だけでなく、実際に施工する職人さんに伝わる・理解できるよう、計算結果を計画図・平面図・詳細図などに書き込んでおくと意思が伝わりやすいですね。建物を予定通り建築するためにももちろんですが、型枠の周辺には多くの方が働いており、その方々の安全を守るためにも欠かすことのできないポイントです。

型枠支保工は計画的に

事前に計画した通りに進められているかどうかにも気を配り、”安全”な現場を目指しましょう。不注意からスラブを落としてしまったなんてことは、決して他人事ではありません。

また、適切な資材を用いることも、型枠に限らず、建設業に携わる以上大切なことです。型枠のためのパイプサポートや支保工の材料、道具の提供については60年以上の歴史を誇る東和製作所におませください。

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