東和製作所

お問い合わせ
リーフ

トピックス

建築上、デッキプレートとフラットデッキの違いやメリットって何?

Pocket

Pocket

床型枠の効率をアップさせる方法として知っておきたい「フラットデッキ」。効率化を図ってくれる便利なものではありますが、
デッキプレートとの違いや、使用上の留意すべき点があるのは事実。まずは、それぞれの違いについて、今一度おさらいをしていきましょう。

フラットデッキとデッキプレートとは?

フラットデッキとは、支保工を組まずともRC床の型枠替わりになる、便利な仮設型枠材料です。厚さが 0.8 ~ 1.6mmほどの厚さでリブの付いた薄鋼板製でできており、取り外しの必要もありません。耐久年数は環境によって異なりますが、屋内の場合は、屋外の5倍以上の耐久性が期待できるとされています。そのため、地下駐車場の天井など、室内環境下で用いられることが多いのです。

また、フラットデッキと間違えやすいのは、「デッキプレート」ですが、実は似て非なるもの。

フラットデッキが型枠材であるのに対し、デッキプレートは建物を支える構造材であり、”床”の役割を担います。凸凹しているため、フローリングする、コンクリート版を載せるといった処置が必要です。高層建築物の床に用いられたり、時には屋根としても用いられることもあります。

フラットデッキの注意点やメリット

支保工を組む必要も取り外す必要もないため、工程や時間の短縮などのメリットがあるフラットデッキですが、注意すべき点もあります。結露対策を怠ると、カビが生えてしまうことについてご存知の方も多いでしょう。結露対策については、断熱性を高め水蒸気の発生を抑えた上で、換気性を高めることが求められます。

ですが、薄い鋼板版の場合、荷重が集中すると崩壊の恐れもあることを忘れてはいけません。実際に崩落や死亡事故も起きているため、何らかの理由から、厚さを最低限にしたり、安全率の低いスパン表を使用する場合は綿密な計画が必要です。

もちろん、きちんと安全性を考慮するならフラットデッキのメリットを最大限に享受することができます。3m以上のスパンにしない、かかり具合を確保など、基本に忠実に施工するよう心がけましょう。

使用上の対策

コンクリートスラブの打設に便利なフラットデッキですが、基本を守った堅実な施工が求められます。安全対策はもちろんのこと、長期間快適に使用するための結露対策も欠かせません。簡単さを求めるならフラットデッキに硬質ウレタンフォームなどを吹き付けるのも有効です。型枠に関する資材、道具の提供については60年の歴史を誇る東和製作所がサポートいたします!

製品紹介についてはこちら
お問い合わせはこちら

関連記事:

製品紹介についてはこちら
お問い合わせはこちら

お客様の声

株式会社京都井口組 取締役副社長 井口雄一様


株式会社野崎組 取締役専務 野崎善幸様

なぜ、東和製作所が選ばれるのか?