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型枠、建築、工事をするなら、安全面を考慮した手すり先行工法を!

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足場における安全面を考えるなら「手すり先行工法」を用いるのが得策でしょう。厚生労働省もガイドラインを作るなど、建設現場での安全性のためにこの工法をオススメしています。今回はその安全面を向上させてくれる手すり先行き工法について掘り下げていきます。

手すり先行工法ってどんなもの?

建設現場での死亡事故のトップは墜落、そのうちの2割は足場からというのはご存知ですか?高所での作業が多いため、どうしても危険と隣合わせとなることが頻繁でしょう。

ですが、その数字が半世紀も変わっていないというのは現場の問題としては気になるところ。それを変えていこうという試み、平成15年から厚生労働省が提唱しているのが「手すり先行工法」です。

足場に手すりやメッシュシートを設置し、墜落を物理的に防止するもの。道具の落下を防ぐ隙間ふさぎ板などもあり、作業しやすくかつ安全性を保つことが可能です。ガイドラインも作られており、その定義・事業者の責務・講ずべき措置・基準について書かれています。

また、ガイドラインに限らず、手すり先行工法を周知、徹底するための説明会やパトロールなども行われ、現場の安全面への配慮と意識が一層高まりました。

手すり先行工法の種類について

厚生労働省が工事現場の安全対策として力を入れている手すり先行工法にはいくつかの種類があります。どれも一段下から、上段の手すりを先行して設置するのですが、種類ごとの違いをみていきましょう。

  • ・手すり据置方式
  • 1層目を組み立てたら上段に手すり枠を設置します。次に、床付き布枠をその上段に設置していき、建わくを設置していくのが流れです。手すり枠タイプだけでなく手すり柱と二段手すりをセットにしたものや、くさび緊結足場に据置手すりで行う場合もみられます。

  • ・手すり先送り方式
  • 先行手すり機材(手すり柱、伸縮手すり)を取り付け、その次に床付き布枠を上層へ取り付けるタイプです。作業しやすい体制で設置するため、身体への負担も軽いのが特徴。

  • ・手すり先行専用足場方式
  • 前述の2種類は敷板の1層目には手すりを設置しませんが、手すり先行専用足場方式では、1層目からジャッキベースを設置して手すりわくをとり付けていきます。また、上層の手すり枠を一段だけ下層から設置し、床付き布枠を設置後に残りを設置するという特徴があります。

最後に解体手順ですが、「階段設置箇所」から始めていきましょう。そして、順路を辿って最後に階段から降りられるよう進めていくのが手順なので覚えておきましょう。

安全に配慮した工事をするために

安全な建築を目指すことは、現場で働く人材や、建築業界にとっても避けては通れない重要なポイントです。また、良質な建築物を建てるためにも不可欠な条件といえるでしょう。また、安全面を支えるのはガイドラインや意識改革だけでなく、資材や道具も大切です。良い資材、道具については東和製作所にお任せください。

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