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地震で注目されている耐震性。それを向上させる連続繊維補強とは?

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連続繊維補強工法とは

震災や偽装などの影響で建築関係の仕事でない方でも建物の耐震性について関心が高く、ニュースなどでも目にすることも多いですね。その耐震性を向上させるのに一役買っているのが連続繊維補強!耐震性を上げるためには、強度抵抗型・靭性抵抗型・併用型などいくつかの方法があり、連続繊維補強はそのうちの靭性抵抗型の補強に属します。

  • 強度抵抗型…耐震壁やブレースを増設させ強度を高める方法
  • 靭性抵抗型…スリット処理や鋼板巻立てなど建物のしなやかさや粘りをアップさせ、地震のエネルギーを吸収する方法
  • 併用型…強度抵抗型・靭性抵抗型の両方を活用する方法

一口に耐震といってもアプローチの方法が異なります。注目の連続繊維補強をざっくりと説明すると、柱を連続繊維補強材で補強することで変形に耐えやすくなり、柱がポッキリと折れてしまうことを防ぐというものです。梁、桁や床スラブなどの曲げ補強にも有効で施工が簡単とくれば、注目されるのも頷けますね。

連続繊維補強工法の特長や補強材

連続繊維補強工法の補強材は、高強度・高弾性・耐熱性の三拍子そろっている、炭素・アラミド繊維・ガラス繊維・ビニルエステル樹脂・エポキシ樹脂などが使われていますが、中でもおすすめは炭素・アラミド繊維工法でしょう。

なんと、その強度は鋼材の10倍で軽量、腐食もなし!さらに、施工時間は短く、事前作業や作業内容は簡単で溶接工などの専門性のある作業も不用、重機不用と多彩なメリットがあります。気になるコスパも花重丸!住宅やビルなどだけでなく、高架橋やトンネルなどの補強にも使えるなど自由度が高い工法なんですよ。

連続繊維施工士と連続繊維施工管理士

連続繊維補強の施工には、「一般社団法人 繊維補修補強協会」が主催している技術・技能者としての資格も存在します。

  • 連続繊維施工士…連続繊維施工について使用材料の特性や施工方法に精通し、実際に施工する人のための資格
  • 連続繊維施工管理士…連続繊維施工について使用材料の特性や施工方法に精通し、施工現場を管理するための資格

効果的な施工をするために資格に挑戦するのもおすすめ、ステップアップとしても有効です。連続繊維施工やその関連資格、ここでは紹介しきれていない別の資材や工具などについても、ご相談は東和製作所までいつでもご連絡ください。

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