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ラス型枠を用いて省力化や工期短縮を目指す!

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建設業界人材の3分の1は55歳以上であり、他産業に比べ高齢化が進んでいるのはご存知ですか?また少子化などで人材不足も深刻化してきているのが現状です。
そこで、今回は工期短縮や人件費削減などに効果を発揮するラス型枠についてご紹介します。

・ラス型枠とは

主に基礎や地中梁などに使われる金属製の型枠、ラス型枠。ラスとは、建築や土木工事で使う金網のことを意味します。銅製ネットを捨て型枠として使いせき板にするので、通常の型枠のように合板を回収する必要はありません。そのため、工期や人材を減らすことができ、現代になくてはならない工法とも呼ばれています。

というのも、前出の通り、建築業界は働く人の3分の1は55歳以上であり高齢化が進んでいるだけでなく、少子化によって若い人材も不足しており人材確保が難しい状況だからです。

この状況を打開するために、国土交通省や厚生労働省も補助金を出すなど重い腰を上げましたが、すぐに成果が出るわけではありません。東京オリンピック開催に伴う建設特需もあり、現場の作業を減らすというのが非常に重要なテーマになっています。

・ラス型枠のメリット

ラス型枠は設置も簡単かつ型枠の回収作業がないことで省力化や工期の短縮を可能にするという大きなメリットはすでに説明しました。

そのほかには、ラス型枠はメッシュなので余剰水や気泡が排出されやすく、表装付近の質が向上し、中性化を遅らせる効果も期待されます。名城大学の研究によると合成型枠と同等の強度を示しており、その他では硬化コンクリートでは同等以上という結果もみられます。

しかし、パーフェクトではなく、余剰水とともに若干セメントペーストが流出してしまうため、かぶりを10~20mm大きく取るなど対策は欠かせません。

また、寒中コンクリートなど型枠による初期養生が必要なものには不向きであり、どこにでも使用できるというものでもありません。さらに、リブラスの発錆が問題になるような場所には使用しないという鉄則も知っておく必要があるでしょう。

・建築業界も支える枠に

建築業界の人材不足は待ったなし!他産業に比べそのスピードが早いため人材を育てるだけでなく、少人数でも十分に施工できる工法の開発が進んでいます。

今回紹介したラス型枠以外にも類似の工法があり、特性や現場との相性を熟知する必要があるでしょう。使ってみたいけれどよくわからない・迷っているという方、まずはご相談ください。

私たちは工事で使用する型枠に関する知識を豊富に持っており、いつでもあなたの現場をサポートできる体制が整っています。

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