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コンクリートの耐久性を向上させて、良い型枠工事を!

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コンクリートの周辺環境が耐久性に影響を

養生のポイントは乾燥させないことと期間を守ることにあり、耐久性と大きな関わりがあると以前お伝えしました。そこで、今回はもう少し掘り下げて、建築物にとって重要なコンクリートの耐久性に焦点をあてていきましょう。

まず、コンクリートが劣化する原因は養生の工程だけでなく、気象作用、化学的作用、物理的磨耗などさまざまということはご存知ですか?多くの場合、一つだけというよりは、いくつかが合わさりコンクリートの劣化現象を加速させています。

その中で劣化原因を理解するためには、コンクリート中の化学反応は避けて通れないポイントといえるでしょう。コンクリート自体に含まれる化学物質の種類や量だけでなく、塩分や炭酸ガスなど外的な化学物質の影響も大きいですね。
そしてもう一点、ごくわずかなコンクリート中の隙間に、二酸化炭素や酸素などの気体、イオン、水分などが移動することも劣化の原因となります。

その影響を抑えるには

現在は耐久性を向上させる方法は一つではありません。代表的なものをみていきましょう。

表面被覆

コンクリートを覆って外的要因に備えるといった方法です。例えば、塩分に弱いコンクリートで海洋構造物を建築する場合、エポキシ樹脂やフッ素樹脂塗料などの高耐久補強材で表面をコーティングし耐久性を向上させます。また、表面だけでなくステンレス鉄筋やエポキシ樹脂を鉄筋に塗布すれば金属の耐久性の懸念を払拭できるでしょう。住宅であれば液体ガラスで表面をコーティングしている工務店もみられますね。

埋没型枠

高耐久補強材を使用し表面を覆うだけでなく、コンクリート養生の発想を転換させたのがプレキャスト型枠などの埋没型枠です。工場であらかじめ制作して運び込む方法で、現場の環境や天候に左右されず高品質のコンクリートで建築ができるメリットがあります。

電気防食

土の中や海中など、金属が錆びやすい場所では金属に対しての対策も必要です。微弱な電流を鉄筋に流すことで腐食電流の流れを止め、腐食を防止する電気防食が活躍しています。

向上対策について

コンクリートは型枠含め、工事に必要で重要な存在です。建設に関わる全ての人が、耐久性向上のための対策を知識として持っておくといいですね。コンクリート製品や、型枠についての悩み、道具については東和製作所まで、お気軽にご相談ください。

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