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銀座の新たなランドマーク東急プラザ、その裏には職人達の技が

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銀座の街の新しいランドマーク的な存在となりつつある東急プラザ。美しい外面の作業だけでなく交通量が多いところでの作業がとても大変だったといいます。今回は東急プラザの魅力や、完成に至るまでの歴史についてご紹介しましょう。

銀座東急プラザとは

始まりは1934年、清水組(清水建設)が建設に携わり、数寄屋橋交差点にてオープンした銀座TSビル(銀座東芝ビル)。銀座最大級の大きさの商業ビルであり、1956年には関西を拠点とする阪急百貨店が数寄屋橋阪急としてその地にオープンし、賑わいをみせていました。

2007年には所有者が東芝から東急不動産に移りましたが、その当時の契約価格はなんと1610億円!別途、立ち退き訴訟による和解金や、その後の建設費込みで2000億円超えるほどと推測されます。

プチバブル期であったとはいえ、かなりの価格。当時はその価格がかなり話題になったので、覚えている方もいるかもしれませんね。この取引が決着したことにより、銀座TSビルの解体が決まり、現在の「東急プラザ」への計画が動き出します。そして、2016年の春、江戸切子を模したファザードが特徴的な現在の東急プラザが完成しました。

建築的視点から見る銀座東急プラザ

以前は地上9階建てでしたが、銀座東急プラザは地下5階・地上11階、延床面積は49,700.00㎡と、かなりの広さを確保しています。

コンセプトは「光の器」。光り輝く文化を収める器としての役割や、風景の移り変わりを写し込む役割など、建物としてだけでなく文化を融合させていくための器といった役割があるのだとか。

日建設計が設計を担当し、清水建設が請け負ったこの工事は、江戸切子をイメージした複雑な工程が多く、ガラスの取り付け部分では熟練の職人さんの技が光るものでした。人通りが多い場所がゆえに、場所の確保が難しく、梁や柱などは工場であらかじめ加工し、トラックで現場に運んでいたそう。

また、海外ではポピュラーなシリコーン構造接着「SSG(シリコーン・ストラクチュアル・グレージング)構法」を使ったことでも注目を集めています。

東レが扱うシーラントによって、サッシとガラスを直接接着することが可能になり、風荷重や熱への耐久性、耐候性に優れているため安全性を高めることができました。細かいところにまでこだわり最新の技術を取り入れることで、現在の東急プラザの美しさが生まれているのです。

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