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大林組も着手した、埋没型枠や残存型枠の種類と資材について

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埋没型枠とは

低コストかつ工期を減らし労働者が少数でもできる「埋没型枠」、ご存知ですか?残存型枠とも呼ばれる方法で、その名の示す通り打設したコンクリートから型枠を外さず、そのまま建築物の一部とする工法です。大規模な湾岸のコンクリート構造物やトンネルといった見た目をそれほど重視しないものから、個人用の住宅まで用途は多彩!廃材も少なく、建築業者だけでなく環境面からみても画期的な工法といえるでしょう。

ほかにも、仕上がりの美しさや耐久性の向上、コンクリートが剥がれても落下しないなどの安全面においても定評があり、特別な重機が不要であるなど多方面にメリットがあります。

埋没型枠の建築素材

埋没型枠の建築素材は1つではなく、現場や用途に合わせて選んでいくことをおすすめします。まずは、高靱性セメントボードを用いたものをみてみましょう。コンクリートの表面を覆うことで、温度の変化や乾燥から守り中性化を防ぐことで建物の寿命を延ばすなど耐久性を上げるなどの効果が見込めます。軽量なだけでなく柔軟性もあるのでトンネルの天井でも活躍しており、知らず知らずのうちにお世話になっているなんてこともあるでしょう。

また、発泡スチロールを使った埋没型枠というとなんとなく強度に欠けるイメージがありますが、橋や道路などの耐久性が重視される現場でも定評があります。素材が軽量なことは建築物の軽量化にも一役買っていますが、高齢化した現場でも無理なく持ち運べて加工もしやすいという利点に魅力に感じる業者も多いでしょう。

さらに、表面の加工もしやすく化粧型枠も作られており、ビルや住宅など審美性が重視される現場でも使用されています。軽量なメッシュ板を使用する埋没法もありますが溶接が不要、メッシュなので軽量であり、導入のハードルも低くなっています。安全面や工程・費用など建築現場には考慮すべき点は多いですが、高齢化や人材不足という問題の対応策として埋没型枠を取り入れることは必要不可欠でしょう。

種類は豊富

大林組などさまざまな業者が開発を進めている埋没型枠には低コスト、高耐久性、軽量などそれぞれに特徴があります。どれも優秀ですが、建築現場の特性に沿った扱いやすいものを選定していきましょう。どういう資材が適しているのか、必要な建築資材についてお悩みの方は60年以上の歴史を誇る東和製作所まで気軽にご相談ください。

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