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型枠や支保工を支えるパイプサポート、あなたはちゃんと知ってる?

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型枠や支保工で活躍するパイプサポート。型枠初心者の方は「現場にて3尺を伸ばして使え!」なんて、いわれたことはありませんか?型枠初心者方は現場にいってもすぐに対応できるよう、しっかり学んでいきましょう。また、型枠工として十分な経験を積んだという方も、復習がてらのぞいてみてください。

パイプサポートってなんぞや?

パイプサポートとは、スラブや梁などを下から支えるための装置で、支保工や型枠系の方とは切っても切れない関係といえるでしょう。内管と外観の二重構造になっており、現場によって長さの調節が容易に行えるようになっています。ピンを刺したらメネジを締めて完了なので構造さえ分かってしまえばそう難しいものではありません。

ただ、簡単とはいえ、ある程度注意が必要です。

具体的には、

  1. ・偏心荷重(重心からずれた位置に重みがかかる)になっていないかを注意。その恐れがある場合は振り止めブレースを設ける
  2. ・その偏心荷重を起こさないよう、パイプサポートの受板の重みを同一にする
  3. ・パイプにへこみ、曲がりがないか
  4. ・火入れ修理を行うと強度が落ちる
  5. ・木製のものと併用すると荷重が同じではないので注意

以上のことが基本的には気をつけるべきとされています。

また近年、海外で製造され日本の認定基準を満たさないパイプサポートでのトラブルが聞かれるようになっているので気をつけましょう。さらに購入する際、注意するだけでなく、リースする場合でも必ず仮設工業会認定など合格認定マークなどをチェックするよう心がけましょう。

パイプサポートの種類や対応荷重

パイプサポートにはそれぞれ型式や耐荷重などが異なります。
では、何がどう違うのでしょうか?

種類

使用寸法

重量

9尺

2600mm~3940mm

15kg

7尺

2100mm~3350mm

13kg

6尺

1800mm~3040mm

12kg

5尺

1500mm~2590mm

11kg

4尺

1200mm~1995mm

10kg

3尺

900mm~1415mm

8kg

2尺

600mm~940mm

7kg

1.5尺

450mm~620mm

5kg

1尺

300mm~445mm

4kg

 

また、座屈荷重については仮設工業会認定のものは7尺で5000kg、JIS規格は4500kgと異なりますがどちらも国の基準は満たしているので心配はご無用です。

ちなみに、一般的な家屋の屋根を支えるなら5~7尺を使用しますが、これでは長さが足りないという場合や、手持ちのパイプサポートを活用して長さ問題を解決したいという場合もあるでしょう。わざわざ長いものを購入しなくても、中間つなぎや長尺サポートなどの力を借りて臨機応変に対応することもできますよ。

型枠工事に欠かせないパイプサポート

現場の安全や建築の信頼性を高めるためにも、良い道具を選ぶことはとても大切です。安価であっても、認定合格マークのないパイプサポートを掴まないよう注意しましょう。パイプサポートももちろん、型枠工事に適した最適な資材の提供は東和製作所までご相談ください。

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