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コスト削減、自然にも優しいシステム型枠の魅力を掘り下げる

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商業施設やビル、学校などの大きな建物と相性のいいシステム型枠。すでに使ったことがあるという建築関係者も多いかもしれませんね。以前も紹介させていただいた通り、現場の工数削減やコスト削減にも貢献するシステム型枠の詳細にもう少し迫ってみましょう。

システム型枠とは

復習として、システム型枠とは、大型でユニット化された型枠を指します。これまでの型枠工事は合板で製作するのが一般的でしたが、この一般的な方法では前文にも挙げた、商業施設や学校といった大型の建物を作るのに時間がかかり、人材も多く必要という欠点がありました。

そんな問題を抱えていた型枠工事でしたが、このシステム型枠により、1面を大きくとれ、機械で簡単に組み立てられるよう設計されるようになって、数字で言うと40~60%もの工期短縮ができ、コストを削減することが可能となりました。

さらに、壁だけでなく、梁や柱・床など様々な用途に対応しており、熟練工でなくても扱いやすいので、人件費の削減にも貢献したのです。国内の企業だけでなくドイツのTRIO型枠など、さまざまな企業が取り組んでおり、中にはアルミ合金を使ったシステム型枠も存在します。

システム型枠施工の流れ

システム型枠の施工は、クレーンで設置地点まで運び、ジョイントで接合するだけでほぼ完了です。足場もパネルについているため、すぐに次の作業に移ることができるところが工期短縮に役立つ要因といえるでしょう。

大型の型枠を使うので、大きな建設物と相性がよく、以前は分譲マンションなどに使われるとのご紹介でしたが、他にも商業施設やホテル、倉庫に学校や病院など多彩な建築で重宝されています。特に、商業施設やホテルは工期が短いと早く開業できるため、コスト削減だけでなく、その分早く認知してもらい、収入を得ることや顧客と、その顧客の顧客への機会損失を防ぐことができるというメリットがあります。

現在は東京オリンピックに向けて建築ラッシュが続いているので、大きな建設物を施工する際にはかなり活躍してくれる型枠の一つではないかと考えられます。

工事コスト削減だけでなく

新国立競技場の型枠工事で違法に伐採された木材を使用しているという報道がされています。合板を使った型枠は日本以外の自然を破壊してしまう危険性も含んでいることを忘れてはなりません。工事コストを削減するだけでなく、何度も使用できるシステム型枠は環境面においても優れていますね。

型枠の知識をつけて、コストの削減やリサイクル率の向上を図り、どなたにでも喜んでもらえるよう工事に取り組んでいきましょう。型枠や建築資材に関する悩みがあればまずは東和製作所へ気軽にご相談ください。

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